「お色直し」は日本独自の文化であることを

皆さまはご存知でしょうか？

欧米では「お色直し」の風習がなく、

1着の衣裳だけで結婚式を執り行います。

それに対して日本では、「お色直し」は

結婚式の目玉と言っても過言ではありません。

日本の「お色直し」の歴史は

奈良時代までさかのぼります。

「嫁ぎ先の色に染まる」

という意味もある白無垢で嫁ぎ、

その後、嫁ぎ先が準備した

色打掛に着替えることによって、

「婚家の人になった」とされていました。

この武家の風習の名残が、

現在の「お色直し」にあらわれています。

日本の結婚式のルーツを知ると、

衣裳選びもさらに楽しくなりますね。